PIC16F1716 PICKit2デバイスファイル





PICKit2で最近のデバイスも書き込みできるといいんですが、
あいにくMicrochipはサポートを終了しており、ずいぶん前から新しいデバイスに対応していません。

現在は有志がデバイスファイルの編集ソフトを作っていて、
それで新しいデバイスに対応しています。

PIC16F1716のデバイスファイルはネットになかったのでPIC16F1705の情報を元に作ってみました。

元にしたHPはこちらのホームページです。
ききょうやさんのページにある、PIC16F1705のデバイスファイルを元にして作りました。

からくり工房「ききょうや」

PIC16F1705をPICkit2で使う(ききょうやさんのHPの中の該当記事)

PIC16F1716やPIC16F1705はDevice IDとRevision IDが違うワードに割り当てられているため、
特殊なファミリとして登録してやる必要があるようです。

私が行ったPIC16F1716の設定ですが、PIC16F1705の情報をそのままコピーし、デバイスIDだけ変更しました。

PIC16F1716はFlashMemoryを積んでいますが、MPLAB Xで見ると普通のPICのEEPROMとは異なる
操作をして書き込みを行うようです。
ので、EEPROMとして追加してよいものか悩んだので、とりあえずEEPROM領域は0にしています。
Flashの初期データを書き込むようにHEXファイルがなっている場合、正常に書き込めないと思います。

とりあえず、簡単なLEDチカチカプログラムで書き込みができるか試してみたところ
正しく書き込めているようです。

ファイルはこちら
PK2DeviceFile.dat

自己責任でご使用ください。
私はPICのデバイスファイルにあまり詳しくありませんので
質問されてもそんなに答えることはできないと思います。

2017.11.02
PICKit2用デバイスファイルと、このページが破損した状態にありました。
なぜかはわかりませんが、ピンポイントで壊れるというのがちょっとよくわかりません。
デバイスファイルは実行可能ファイルではありませんが、ウイルスの混入がまったくないとは
言い切ることはできません。利用される方は、十分注意して使用をお願いします。

なお、ソフトウェアのページの実行可能ファイルはすべて削除する予定です。


ハッシュ値をアップすることも考えましたが、通信の間の一貫性はそれで大丈夫ですが、
そもそもWebサイトを改ざんされたら意味がないのでやめました。
あとは、Webサイトをどこまで信頼するか、
PICKit2やPK2 DeviceFileEditerに脆弱性がないことを信頼するか、
だと思います。まあ、言い出したら確実なことは何もありませんので、
あとはほんとに、「信頼」あるのみです。

作り方は上に書いたとおり、それほど難しくないので、自分で編集するのも手です。
(PIC16F1705対応のデバイスファイルは「信頼」してダウンロードが必要ですが)



秋月でPIC16F1716がDマークになってしまったのが残念ですね。
28pinでPPS(CCPなどのピン配置が自由にできる)が使えるのはとても便利だと思います。

PPSは普通にやると設定が大変でとっつきにくいですが、MPLAB XのMicrochip Code Configratorを使うととても簡単です。

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